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ながれぼしきらり
2009 / 09 / 01 ( Tue )
夜空を眺めて

 夏休みに新しくなったプラネタリウムへ行かれた方はおいででしょうか?テレビで見た限りでは、広くなって展示物も充実し、プラネタリウムのイベントも楽しそうです。いつまでも日が長いような気がしていましたが、9月に入り、日暮れもだいぶ早くなってきました。空も澄んできたので、星の観察などには最適かも?親子で星空を眺めながらお話をするには、良い季節ですね。


ながれぼしきらり

 広い星空に、「きらり」という小さな流れ星がありました。きらり達流れ星は、みんなの願い事を叶えるために、毎晩空を飛び回っていました。
 ある日、動物達が住む森を嵐が襲い、逃げ遅れた動物達が小さな丘の上に取り残されてしまいました。
 その夜、雨が弱くなったとき、動物達は小さな流れ星を見つけました。それがきらりです。動物達はきらりに「どうか私達を助けてください」と願いました。
 驚いたきらりは動物達のところに降りていきました。すると、子ザルが言いました。「流れ星さん、私
達を安全なところまで運んでください」。きらりは、たくさんの動物を運ぶほどの力は無かったので、困ってしまいました。しばらく考えていましたが、動物達を残して、雲の向こうへ飛んでいってしまいました。子ザルは「おい、逃げるのかよ〜!何とかしてくれよ〜!」と叫びました。
 さて、きらりは逃げたわけではありません。空の上に行って、他の流れ星たちを集めていたのです。たくさんの流れ星の力を借りて、動物達はみんな安全なところへ運ばれました。やがて仲間の流れ星たちが帰っていくのを見届けると、とっても疲れたきらりは、ため息をつき、ゆっくりと目を閉じました。
 やがて、嵐が去ってきれいな星空が。けれどもきらりはもう動くことも輝くこともない、ただの小さな石になっていました。動物達は変わり果てたきらりの姿を見て悲しみました。子ザルは「ひどいこと言ってゴメンよ」と、大粒の涙を流しました。そして動物達は心から願いました。「どうかもう一度、この小さな流れ星が光り輝きますように」と。
 すると、どうでしょう。小さな石の中からまぶしい光が顔を出したのです。
 生まれ変わったきらりは、みんな見送られて空に帰っていきました。動物達はいつまでもいつまでも空を眺めていたのでした。


やさしさ

 助けてほしいと願った動物達に、手を差し伸べたきらりの優しさ。力の及ばなかったきらりに手を貸した流れ星たちの優しさ。石になってしまったきらりをもとの流れ星に戻してあげたいと思う動物達の優しさ。この絵本はそんな優しさが詰まっています。
 「絵本」と書いていますが、実はこの本は「絵」ではなく、フェルトやビーズなどを使って作ったステッチ絵本です。あたたかい絵本はそれだけで優しさを感じさせてくれます。
 お子さんと一緒に流れ星を探してみたくなりませんか?


ながれぼしきらり (にいるぶっくす)ながれぼしきらり (にいるぶっくす)
(2004/06)
すまいるママ

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きんぎょのかいすいよく
2009 / 08 / 01 ( Sat )
夏といったら…

 早いもので、夏休みももう半分過ぎてしまいましたが、お子さんの宿題は進んでいるでしょうか?そろそろ親子共々頑張らなくてはならない時期になっているのではないでしょうか?
 ところで、夏といえばやはり海ですよね。皆さんのお宅は、この夏海に行きましたか?海に行くとなると、水着の準備から、ビーチサンダル、浮き輪、水中メガネまで、用意をしているだけで、わくわくしませんか?海に行く日ばかりは、宿題のことなんか忘れて、目いっぱい楽しんできましょう!くれぐれも、クラゲと雷には気をつけて!


きんぎょのかいすいよく

 暑い暑い夏の朝、フーちゃんはブンちゃんのおじさんがやっている海の家に遊びに行くことになりました。その時、金魚鉢の中から、金魚のアカさんが「僕も連れて行ってよ」なんて言うものですから、フーちゃんは金魚のアカさんを連れて、電車に揺られ、ブンちゃんのいる海まで出かけました。
 海の駅のホームには、ブンちゃんとブンちゃんの家の金魚のクロ君が待っていてくれました。さっそくフーちゃんは着替えを済ませ、ブンちゃんとクロ君とアカさんと海に入りました。
 アカさんとクロ君は、ユラユラユラユラ泳ぎます。「クロ君、ちょっとしょっぱいね」「平気平気、アカさん」と言いながら。 2人と2匹は、いっぱい泳いで遊んでまた泳いで、ちょっと疲れて浜辺で甲羅干しです。そして、またまたいっぱいいっぱい遊んで、お腹がへったら海の家でお昼です。それぞれ、カレーを食べたりラーメンを食べたり…。ご飯を食べた後は、浜辺のパラソルの下でお昼寝です。スースークークー…。その後また泳いで泳いで遊んで遊んで…フーちゃんもアカさんも(?)真っ黒になりました。 
 まだまだ遊びたかったけど、もうお家に帰る時間。みんなにさよならして、電車で帰ります。トコトコゴトゴトお家に帰ります。
 それからしばらくして、黒くなったアカさんは、皮がむけて白い金魚になりました。(ほんとかな?)


今時黒は流行らない?

 私が小学生だった頃、夏休み明けに同級生と顔を合わせると、みんな真っ黒になっていて、誰が誰だか分からない状態でした。今は紫外線が強くて肌に良くないからと、子どもでもあまり真っ黒になっているのは見かけなくなりました。でも、せっかくの長い夏休みですから、いろいろなところに出かけて、思い出を作ったり、家で真面目に観察ノートをつけたりして、いつもと違う時間を楽しんでほしいと思います。
 お金がかからなくて親子で楽しめる私がお勧めのスポットは図書館です。朝からエアコンの効いた部屋で読書三昧も楽しいものです。
 それにしても、金魚のアカさん、日焼けから赤に戻るのかと思ったら、白くなっちゃったんですね。やっぱり時代は『美白』なのかしら…。白くても黒くても、やっぱり名前はアカさんなのかしら???


きんぎょのかいすいよくきんぎょのかいすいよく
(1999/06)
高部 晴市

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なつのおとずれ
2009 / 07 / 01 ( Wed )
待ち遠しい?

 うっとうしい日が続き、待ち遠しいのは梅雨明けですね。でも、子ども達にとって待ち遠しいのは、梅雨明けではなく夏休みかもしれません。お父さんやお母さんにとっては、子ども達の夏休みは待ち遠しいとは言えないかも知れませんが。それにしてもうっとうしい日が続くと、確かに暑い夏が来てほしい気もしますね。暑くなってしまえば、いつものように「暑い〜暑い〜」と言うのでしょうが…。


なつのおとずれ

 かたつむりの気象予報士が天気予報を伝えています。「梅雨明けはもうすぐでしょう」。それを聞いた夏の太陽が「ふむふむ、それではそろそろみんなに知らせますか」。
 「あれ?呼んでる?」「呼んでるみたいだね」「確かに」「呼んでるね」
 声に気がついたのは、布団で寝ていたメロンとスイカ、ご飯を食べていたセミとカブトムシ。掃除や洗濯をしていたカキ氷やソフトクリーム、扇風機にヒマワリです。自分達がそろそろ出番だと感じたみんなは、一列に並んで「よーい…ドン!」わっせわっせと走り出しました。
 途中で、蚊取り線香、とうもろこし、金魚ばち、浮き輪も一緒になって、雷・大雨・突風・あられの中を
走り抜けます。
 その先で待っていたのは、流しそうめんのじっちゃんです。「みんな久しぶり!じゃあ並んで行きますよ?」
 みんな流しそうめんの台の上を一気に滑り降り、迎えに来た夏の太陽の口の中に、カパーッと吸い込まれました。
 夏の太陽が雲を押しのけ、大きな口を開きます。パッカーッ!「みんなよろしくね!」と太陽。「はーい!いってきまーす!」とみんな。
 真夏の太陽の下、みんなそれぞれ持ち場につきました。
 テレビでは、かたつむりの気象予報士が伝えています。「いよいよ夏です。暑くなるので、帽子を忘
れずに。熱中症にはご注意ください」


音と絵の楽しさ

 表紙は、半開きのドアの向こうから、スイカやカキ氷、扇風機たちがこちらをのぞいている絵です。それらの後ろには、青い海と白い波。夏が出番を待っている、という表紙が、子ども達と重なって微笑み
を誘います。
 この絵本に出てくるキャラクター達は、メロンもヒマワリもみんな目と口がついていて、表情豊かにお話をします。流しそうめんの台に乗って太陽の口にむかって滑るとき、それぞれが気持ちよさそうに「
流しソフト〜」「流しカブト〜」「流し浮き輪〜」などと言います。それを迎える太陽も、口をカパーッと開け、パクッと食べ、パッカーと開くのです。
 本を読んであげても、自分で読んでも、絵と共に音までが感覚を刺激し、楽しませてくれます。
 真夏の風景のページでは、カキ氷のシャカシャカという音、とうもろこしを食べるガツガツという音、スイカを切るサクッという音が字で書かれています。夏が待ち遠しくなる絵本です。


なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)なつのおとずれ (PHPわたしのえほんシリーズ)
(2008/05/20)
かがくい ひろし

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おとうさんはウルトラマン
2009 / 06 / 01 ( Mon )
主人公

 本の主人公といって頭に浮かぶのは、子ども、動物、時にはお母さん。昔話に良く出てくるのは優しいおじいさんと意地悪なおばあさん。
 なぜか登場しないのは、お父さん。6月は父の日も待っています。絵本の中で主人公として頑張っているお父さんにエールを送りながら、家族みんなで読むも良し、お父さんを盛り立てるためにお母さんが読んであげるのもよし、お父さんはこんなに頑張っています!とお父さん自読んであげるのも良し。いずれにしても家族みんなでお父さんが主人公の本を楽しみましょう。


おとうさんはウルトラマン

 お父さんは、とても強い。でも、僕にはめちゃくちゃ弱い。
 お父さんは、力いっぱい怪獣と戦い、傷だらけになって家に帰る。でも、僕と怪獣ごっこをするエネルギーだけは残してある。
 お父さんは、いつも言う。「男はすぐに泣いたらダメだ。少しくらい痛くたって、怖くたって、泣いちゃダメだ」。でも、僕が描いたお父さんの絵を見ると、泣きたくなるらしい。
 お父さんはウルトラマン。お父さんは仕事に手抜きはしない。今日もきっちり3分で仕上げる。残業はしない。そして急いで帰っていく。なぜって?今日は僕の誕生日だから。


パパはウルトラセブン

 パパはウルトラセブン。パパは私にいつも言う。「優しさは大切だよ。優しい人になるんだよ。優しさが一番大切なんだ」と。でも、そのことはママに教えてあげた方がいいと思う。
 パパと一緒にお風呂に入ると、パパは「いつまでこうやって一緒にお風呂に入れるかなぁ」と言う。パパと手をつないでお散歩すると、パパは「いつまでこうやって手をつないで歩けるかなぁ」って言う。私が「ずっとずっといつまでも一緒だよ。だって私パパと結婚するんだもん」と言うと、パパはすごー
くすごーく嬉しそうな顔をする。
 パパはウルトラセブン。パパは全力で戦う。パパは強い。パパはかっこいい。でも、そんなパパだって、時々悲しそうに遠くを見つめる。パパだって辛いことはある。悲しいこと、苦しいことがたくさん
ある。それでもパパは戦い続ける。だって…守らなくてはいけない人がいるから。


憧れのウルトラマン

 私が子どもの頃、ウルトラマンはみんなのヒーローでした。そのウルトラマンが絵本になって登場して、その本を読んだ時、嬉しくなりました。だって、お父さんが本当のウルトラマンやウルトラセブンに思えたのですから。
 絵本の中のウルトラマンは、強くてかっこよくて、ちょっぴり子どもに甘い、でもやっぱり正義の味方です。絵本の中のウルトラセブンは、細身で頼りない感じがしますが、悩みながら戦い、愛に生きるお父さんです。笑って泣ける本です。


おとうさんはウルトラマンおとうさんはウルトラマン
(1996/05)
みやにし たつや

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パパはウルトラセブンパパはウルトラセブン
(1999/11)
みやにし たつや円谷プロダクション

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しつれいですが、魔女さんですか
2009 / 05 / 01 ( Fri )
落ち着き

 新年度が始まって一ヶ月以上経ち、お子さんもお友達がたくさんできた頃でしょうか。連休で家族と過ごす時間が多くなり、疲れもあって、幼稚園や学校に行きたくないなどと言っているお子さんはいませんか?子ども達なりにストレスを抱え、それを乗り越えていく時期でもあります。
 本の読み聞かせはこんな時期、子ども達を癒し、落ち着きを取り戻させる良い薬になると思います。絵のステキなほのぼのする絵本を選んで、お互いに楽しみましょう。


しつれいですが、魔女さんですか

 ハーバードはとてもとても黒い色をしたノラ猫です。寒い日には図書館で本を読んでいます。
 ある日のこと、ハーバードは図書館で「魔女の百科事典」を見つけました。そこには、魔女達が黒猫を一番愛すると書いてありました。そこでハーバードは「もし魔女を見つければ、僕はもう寒い思いも寂しい思いもしなくてすむ!」と考えました。
 そうして魔女を一人見つけに出かけました。百科事典に「魔女はしましまの靴下を履き、とんがり帽子をかぶって、ホウキにまたがって旅をする。大鍋で魔法の薬を煎じたりする」と書いてあったのを思い出して、しましまの靴下を履いた女の子に「しつれいですが、魔女さんですか?」と尋ねました。女の子は振り向くと「いやーん!黒猫!不吉のしるし!」と叫んで逃げていきました。 
 次に「シャッ、シャッ」という音が聞こえてきたのでそちらを見ると、本に出てきたのと同じようなホウキを見つけました。それを持っている人に「しつれいですが、魔女さんですか?」と聞くと、家の影から出てきたのは、道路掃除のおじさんでした。「わしが魔女に見えるって?」おじさんは笑いながら聞き返しました。
 さらに歩いていくと、窓越しに、黒い大きな鍋で何かをグツグツ煮ている女の人を見つけました。ハーバードは窓の外から「しつれいですが魔女さんですか?」と聞いてみました。窓を開けて顔を出した女の人は「あたしを魔女扱いするとは!嫌な猫だね!あっちへお行き!」と怒鳴りました。
 ハーバードは図書館に戻りながら、自分は魔女探しには向いてないみたい、と思いました。そして図書館でまた読書を始めました。
 すると、図書館にいた6人の女の子達がハーバードに気がつき、抱き上げて、なでたり褒めたり…。そこへ女の人の声がしました。「静かかにしなさい、ちび魔女さん達。ここは図書館ですよ?」びっくりしたハーバードが「しつれいですが、魔女さん達なんですか?」と尋ねると、魔女学校の生徒達と先生であることが分かりました。ハーバードは、家に連れて帰りたいというちび魔女さん達と一緒に、魔女学校で暮らすことになりました。


ステキな絵

 外国の絵本らしく、動きのある絵が魅力的な絵本です。ちび魔女達がハーバードを気に入ったように、きっとお子さんも絵本を気に入ってくれると思います。読み手も楽しくなれる一冊です。


しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)しつれいですが、魔女さんですか (魔女のえほんシリーズ)
(2003/10/22)
エミリー・ホーン

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